「重焦炸弾槍(カミ・オー)」の版間の差分

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成型炸薬を二段構えにして、大型のメイン弾頭の直前に小型の弾頭を配置した多段成形炸薬弾頭[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E5%BD%A2%E7%82%B8%E8%96%AC%E5%BC%BE#.E3.82.BF.E3.83.B3.E3.83.87.E3.83.A0.E5.BC.BE.E9.A0.AD タンデム弾頭]を旋回運動させながら放つ事により、
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成型炸薬を二段構えにして、大型のメイン弾頭の直前に小型の弾頭を配置した[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%90%E5%BD%A2%E7%82%B8%E8%96%AC%E5%BC%BE#.E3.82.BF.E3.83.B3.E3.83.87.E3.83.A0.E5.BC.BE.E9.A0.AD 多段成形炸薬弾頭]をゆるく旋回運動させながら放つ事により、
成型炸薬弾防御のための爆発反応装甲[https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%88%86%E7%99%BA%E5%8F%8D%E5%BF%9C%E8%A3%85%E7%94%B2 爆発反応装甲]や鎖のカーテンなどを小型のサブ弾頭があらかじめ起爆させ、その後にメイン弾頭が突入することによって対象の装甲などを打ち破る。
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成型炸薬弾防御のための[[w:爆発反応装甲|爆発反応装甲]]や鎖のカーテンなどを小型のサブ弾頭があらかじめ起爆させ、その後にメイン弾頭が突入することによって対象の装甲などを打ち破る。
さらには旋回運動させる事により着弾圧力で融解した装甲金属を飛び散らせる榴弾効果を引き起こす。
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さらには旋回運動させる事で着弾圧力で融解した装甲金属を飛び散らせる榴弾効果を引き起こす。
  
  
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の直径を20センチと仮定すると
 
の直径を20センチと仮定すると
 
生物に対して使用した場合の貫通可能な長さは2メートルを超え
 
生物に対して使用した場合の貫通可能な長さは2メートルを超え
実質上、頭から足の裏まで貫通して地面に穴を開ける威力を発揮することになる。  
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実質上、頭から足の裏まで貫通して地面に穴を開ける威力を発揮することになる。
  
  
 
トリメチレントリニトロアミンで角度42度円錐状に凹んだ縦横比率1対3の筒を作り出す
 
トリメチレントリニトロアミンで角度42度円錐状に凹んだ縦横比率1対3の筒を作り出す
 
爆薬の外殻は鋼鉄で覆われている
 
爆薬の外殻は鋼鉄で覆われている
円錐状の部分の内張りにはメタルジェットの熱容量が最大になるようにタンタル合金でできている。
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円錐状の部分の内張りにはメタルジェットの比重が最大になるようにタンタル合金でできている。
 
咒力の強い咒式が練成した物ほど爆薬の寸法が大きくなり威力も増大する
 
咒力の強い咒式が練成した物ほど爆薬の寸法が大きくなり威力も増大する
  
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== モンロー効果 ==
 
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普通は火薬の爆発による衝撃波は周囲に球形に広がり、
 
普通は火薬の爆発による衝撃波は周囲に球形に広がり、
 
目標に対して効果を発揮するのは爆発で生じた力の一部に過ぎないが、
 
目標に対して効果を発揮するのは爆発で生じた力の一部に過ぎないが、
モンロー効果を利用することで、爆発力を一点に集中することができる。  
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モンロー効果を利用することで、爆発力を一点に集中することができる。
 
  
  
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円錐形のくぼみに金属板で内張をすると穿孔力がさらに強くなる現象。
 
円錐形のくぼみに金属板で内張をすると穿孔力がさらに強くなる現象。
爆発が進行して金属の内張りに達すると、爆轟波によりライナーは動的超高圧に晒されユゴニオ弾性限界を超える圧力に達すると
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爆発が進行して金属の内張りに達すると、爆轟波によりライナーは動的超高圧に晒され、ユゴニオ弾性限界を超える圧力に達すると
 
固体の金属でも可塑流動性を持つようになり、液体に近似した挙動を示すようになる、
 
固体の金属でも可塑流動性を持つようになり、液体に近似した挙動を示すようになる、
 
その金属噴流が衝撃波とともに前方に噴出する
 
その金属噴流が衝撃波とともに前方に噴出する
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高速であっても持てるエネルギー量は少ない。
 
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ノイマン効果を利用すると超音速で重たい金属噴流が吹きつけてくるため、
 
ノイマン効果を利用すると超音速で重たい金属噴流が吹きつけてくるため、
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火薬のみの場合に比べて目標表面に与える運動エネルギーが大きくなる。
 
この効果が最適になるように内張には比重が大きいタンタル合金を使っている
 
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[[Category:咒式|カミ・オー]]
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[[Category:第四階位|カミ・オー]]

2016年6月5日 (日) 15:44時点における最新版

化学鋼成系 第四階位


成型炸薬を二段構えにして、大型のメイン弾頭の直前に小型の弾頭を配置した多段成形炸薬弾頭をゆるく旋回運動させながら放つ事により、 成型炸薬弾防御のための爆発反応装甲や鎖のカーテンなどを小型のサブ弾頭があらかじめ起爆させ、その後にメイン弾頭が突入することによって対象の装甲などを打ち破る。 さらには旋回運動させる事で着弾圧力で融解した装甲金属を飛び散らせる榴弾効果を引き起こす。


メタルジェットの速度は7000m/secにもなり、戦車などの装甲を侵徹する。 その原理は、接触したメタルジェットの運動エネルギーで今度は装甲との相互作用面がユゴニオ弾性限界を超える超高圧状態となるからである 練成された形成炸薬 の直径を20センチと仮定すると 生物に対して使用した場合の貫通可能な長さは2メートルを超え 実質上、頭から足の裏まで貫通して地面に穴を開ける威力を発揮することになる。


トリメチレントリニトロアミンで角度42度円錐状に凹んだ縦横比率1対3の筒を作り出す 爆薬の外殻は鋼鉄で覆われている 円錐状の部分の内張りにはメタルジェットの比重が最大になるようにタンタル合金でできている。 咒力の強い咒式が練成した物ほど爆薬の寸法が大きくなり威力も増大する






モンロー効果


円錐形のくぼみを持つ爆薬を円錐の頂点がある方向から起爆すると、 反対側の前方に強い穿孔力が生じる現象。 火薬が後方から起爆されると、爆発は後方から前方に向かって進行する。 爆発が円錐状のくぼみの頂点に達し、さらに前方に向かって進行すると、 発生した衝撃波は前方の空洞にドーナツ状に広がり 円錐の中心部で互いにぶつかって方向を変え、前方に噴出する。 普通は火薬の爆発による衝撃波は周囲に球形に広がり、 目標に対して効果を発揮するのは爆発で生じた力の一部に過ぎないが、 モンロー効果を利用することで、爆発力を一点に集中することができる。


ノイマン効果


円錐形のくぼみに金属板で内張をすると穿孔力がさらに強くなる現象。 爆発が進行して金属の内張りに達すると、爆轟波によりライナーは動的超高圧に晒され、ユゴニオ弾性限界を超える圧力に達すると 固体の金属でも可塑流動性を持つようになり、液体に近似した挙動を示すようになる、 その金属噴流が衝撃波とともに前方に噴出する 火薬の爆発によって生じるガスの熱容量は小さく、 高速であっても持てるエネルギー量は少ない。 ノイマン効果を利用すると超音速で重たい金属噴流が吹きつけてくるため、 火薬のみの場合に比べて目標表面に与える運動エネルギーが大きくなる。 この効果が最適になるように内張には比重が大きいタンタル合金を使っている


登場


14巻 363頁ガユスが使用