「東雲千本劒鎗刑獄(アリ・オーク)」の版間の差分

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不確定性原理によって運動を決定された刀身は位置が定まらなくなり、存在する場所は確率でしか現せない剣の雲となる。本来であれば、刀身が突き刺さる確率の総和が時間的に変化しないことを、確率の保存が保証し、空間内の確率密度の総和も必ず一となるすいかない。<br />
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不確定性原理によって運動を決定された刀身は位置が定まらなくなり、存在する場所は確率でしか現せない剣の雲となる。本来であれば、刀身が突き刺さる確率の総和が時間的に変化しないことを、確率の保存が保証し、空間内の確率密度の総和も必ず一となるしかない。<br />
 
だが、刃が位置rに存在する絶対確率を表わす方程式を操作して、確率密度の総和を一以上の膨大な数に引き上げることにより、数え切れないほどの刃を同時存在させる。<br />
 
だが、刃が位置rに存在する絶対確率を表わす方程式を操作して、確率密度の総和を一以上の膨大な数に引き上げることにより、数え切れないほどの刃を同時存在させる。<br />
 
限定空間内の物理法則を改変し、量子を剣に置き換えて確率保存を破るため、刺さる瞬間までは、どの刃もけっして捉えられない
 
限定空間内の物理法則を改変し、量子を剣に置き換えて確率保存を破るため、刺さる瞬間までは、どの刃もけっして捉えられない

2009年7月17日 (金) 15:00時点における版

不確定性原理によって運動を決定された刀身は位置が定まらなくなり、存在する場所は確率でしか現せない剣の雲となる。本来であれば、刀身が突き刺さる確率の総和が時間的に変化しないことを、確率の保存が保証し、空間内の確率密度の総和も必ず一となるしかない。
だが、刃が位置rに存在する絶対確率を表わす方程式を操作して、確率密度の総和を一以上の膨大な数に引き上げることにより、数え切れないほどの刃を同時存在させる。
限定空間内の物理法則を改変し、量子を剣に置き換えて確率保存を破るため、刺さる瞬間までは、どの刃もけっして捉えられない

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