鋼剛鬼力膂法(バー・エルク)

ギギナの必殺技とも言うべき咒式でありここ一番という時に使用されている。

赤筋と呼ばれる遅筋繊維のクエン酸回路でグリコーゲン、グルコースに酸素を使用して最適効率で分解し、アデノシン三リン酸を生産。白筋と呼ばれる速筋繊維にあるクレアチンリン酸とアデノシン三リン酸を最適効率で使用し、ＡＴＰ－ＣＰ代謝によって収縮。強化された遅筋と中間筋繊維の間に、強力な神経伝達を行い、大量のクレアチンリン酸、アデノシン三リン酸を合成。
過負荷がかかると、靱帯と関節のゴルジ腱器官から脊髄に送られる抑制信号で運動ニューロンの活動を抑制。靭帯や間接が損傷するのを防いでいる脊髄反射を、ゴルジ腱器官の信号を運動野のみに送り、脊髄からの抑制信号の発生を強制停止することで極限の怪力を発揮する。