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差分)
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一辺十五メルトルの純白の立方体に自己相似形の穴を開ける。
自己相似形を繰り返すたびに表面積は三分の一ずつ増大し、体積は二十七分の一ずつ減少していき、最終的に無限大へと発散する。
自己相似図形は相似次元で位相次元を上回り、対数三を分母とする対数二十次元となって、二・七二六八と以下延々と次元が続いていくが、三次元に到達することは永遠にない。
巻きこまれた物質は二次元と三次元の間の存在となってしまい、最終的に三次元世界から視認できなくなってしまう。
理論的にはハーライルとシギッゾによって予測されているが、まだ誰も実現していないとされる咒式だが、翼の在処にてカヴィラが使用した。