物語の舞台となっている都市。
ツェベルン龍皇国三十五州の一つ、龍皇国の東端にあるエリウス郡の中心。
ラペトデス七都市同盟の西端にあり、五十年程前から両国家の交流のため共同で委任統治されている。
町の名前の由来となった歌乙女エリダナの像が立つ大音楽堂が有名。
ルルガナ内海に面し、七つの大運河と七十七の橋があり、ウコウト大陸の貿易、外交の中心。街の中央を流れるオリエラル大河の西岸が皇国系住民、東岸を七都市同盟系住人と住み分けている。
市の外周は、大昔に異民族の侵入を防ぐため建てられた城壁が取り囲んでいる
作中において、ガユスは「自分のような人間が最後にたどりつく吹きだまり」と例えている。