暴悪冥黒大海嘯(クシヤ・ア・ランジヤ)
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重力場の波濤を発生させ、物質を分子にまで分解する。
重力子は角運動量が二で、質量と電荷を持たず、重力波を媒介して重力相互作用を発生させる。
重力波という振動は、空間そのものを媒介として進む。
重力波は不可視であるが、質量を持たない光子が重力との相互作用で曲がって、輝いて見える。
重力波は次元すら越えて作用するため、ありとあらゆる防壁を無効化する。
距離の二乗に反比例して弱くなるため、異常な破壊力に比べて効果範囲は地平線までしかない。