アルカロイド系毒物のd-ツボクラリンを合成する。
致死量は体重一キロ1グラムルあたり六四〇マイクログラムル。神経伝達物質であるアセチルコリンと拮抗して受容体を占拠し、筋肉への伝達を遮断。呼吸困難から痙攣を起こさせ、急速に窒息死させる。
量を間違えなければ薬にもなり骨格筋弛緩剤として医療現場でも使われている。 ちなみに、胃の酸、腸のアルカリで分解されるので飲むと毒性を発揮しない。