「吸血鬼」の版間の差分
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*粘菌性 | *粘菌性 | ||
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*従属吸血鬼(ナハツエーラー) | *従属吸血鬼(ナハツエーラー) | ||
:吸血鬼によって操られる存在。吸血鬼と同じ特性を持つ。 | :吸血鬼によって操られる存在。吸血鬼と同じ特性を持つ。 |
2025年8月23日 (土) 22:21時点における最新版
ヴアンピーア
ウイルス感染で増える病気の一種と定義されている。
微小生物の集合体であり、少数では思考を保てない。通常の進化ではなく、咒式によって改変された生物だと推測されている。
年齢を経るほど強大になる。
体温は平均で人間より三度半から四度ほど高い。これは超運動能力と超回復力を可能にする為だと思われる。
左右の犬歯は吸血行為の為に発達している。
瞳は赤くなり、各種視力が強化され暗視も可能。赤が桃色に見え、光に弱いと予想されている。
周囲にいる体温三十度以上の生物を赤外線探知する。
宿主の脳を誤作動させて操る為、脳を破壊するか、血液を送り出す心臓を破壊する事でしか活動停止にできない。
陽光や大蒜、アリインやアリシン、銀などうんざりするほど弱点が多い。
発生すると第三種咒式災害に指定され、咒式士最高諮問法院が出動する。竜にも狙われるらしい。
世代
- 神祖
- 吸血鬼の伝承によると、聖典における人類最初の弟殺しを行って神に見放され、死ねなくなった男とされる。
- 聖祖
- 三体が存在。何処かへと去った。
- 真祖
- 聖祖の子供で十三体が存在。長い眠りについている。
- 第四世代
- 真祖の子供で六十六体が存在。同じく長い眠りについている。
- 第五、六、七世代
- 動かない。
- 第八世代
- 現世で活動する最古の吸血鬼。遭遇例が数件ある程度。
- 第九か十世代
- 二百歳くらい。
- 第十から十三世代
- 中世から現代にかけて吸血鬼化した、主に現代人類が出会う吸血鬼。
- 始祖
- 後天的に生体変化系咒式の禁咒によって吸血鬼化したもの。古い吸血鬼並みに強い。十数例しか発見されていない。
体質
- 住血胞子虫性:世界でも九例しか発見されていない。
- 粘菌性
- アギーラマ:多くの眷属を従えて猛威を振るっていたが、二百数十年前にエミレオの書に封じられたが散逸し、現在はパンハイマの意識を宿している。
- オーギュリー:上に同じ。はて、どこかで聞き覚えのある名前だが…。
- ウイルス性:一般的な吸血鬼。
- 線虫性:数例しか発見されていない。
- 菌性:上に同じ。
眷属
- 従属吸血鬼(ナハツエーラー)
- 吸血鬼によって操られる存在。吸血鬼と同じ特性を持つ。