吸血鬼
提供: LaboPedia
ヴアンピーア
ウイルス感染で増える病気の一種と定義されている。
微小生物の集合体であり、少数では思考を保てない。
体温は平均で人間より三度半から四度ほど高い。これは超運動能力と超回復力を可能にするためだと思われる。
左右の犬歯は吸血行為のために発達している。
瞳は赤くなり、各種視力が強化され暗視も可能。赤が桃色に見え、光に弱いと予想されている。
周囲のにいる体温三十度以上の生物を赤外線探知する。
宿主の脳を誤作動させて操るため、脳を破壊するか、血液を送り出す心臓を破壊することでしか活動停止にできない。
古いほうが強力になっていく。
陽光や大蒜、アリインやアリシン、銀などうんざりするほど弱点が多い。
通常の進化ではなく、咒式によって改変された生物だと推測される。
発生すると第三種咒式災害に指定されるらしい。もれなく咒式士最高諮問法院が出動する。
- 神祖：吸血鬼の伝承によると、聖典における人類最初の弟殺しを行って神に見放され、死ねなくなった男らしい。
- 聖祖：三体が存在するらしいが、どこかへ去ったらしい。
- 真祖：聖祖の子供で十三体が存在するらしいが、長い眠りについているらしい。
- 第四世代：真祖の子供で六十六体が存在するらしいが、同じく長い眠りについているらしい。
- 第五、六、七世代：動かないらしい。
- 第八世代：現世で活動する最古の吸血鬼だが、遭遇例が数件ある程度。
- 第九か十世代：二百歳くらい。
- 第十から十三世代：中世から現代にかけて吸血鬼化した、主に現代人類が出会う吸血鬼。
- 始祖：後天的に生体変化系咒式の禁咒によって吸血鬼化したもの。古い吸血鬼並みに強い。十数例しか発見されていない。
- 住血胞子虫性性：世界でも九例しか発見されていない。
- 粘菌性
- アギーラマ：多くの眷属を従えて猛威を振るっていたが、二百数十年前にエミレオの書に封じられたが散逸し、現在はパンハイマの意識を宿している。
- オーギュリー：上に同じ。はて、どこかで聞き覚えのある名前だが…。
- ウイルス性：一般的な吸血鬼。
- 線虫性：数例しか発見されていない。
- 菌性：上に同じ。
- 従属吸血鬼(ナハツエーラー)
- 吸血鬼によって操られる存在。吸血鬼と同じ特性を持つ。
