光幻燈時喰錯視界(ルチ・フエールア)
提供: LaboPedia
電磁光学系だが超越しているので、特異点系咒式に近い。
原理は緑色の光線を、より速い波長と遅い波長へと分けるレンズに透過させる。同時に最初の光線に通すように赤い光線を照射する。赤い光線は波長のずれで一切検出されなくなる。結果としてこの世の誰にもどの機器にも捉えられず、本人以外の擬似的な時間が止まる事になる。
理論実験では一千億分の四秒だけ擬似的な時間停止が可能とされている。
同じ仕組みを使い世界から一秒だけ消えるには、全長三万キロメルトルもの装置が必要だが咒式とはいえ人類に構築出来るものでは無い。ダルセーノ・ウーディースは宙界の瞳を使い仮想の光学発生装置を展開し、生まれた光を現実世界に呼び出している。
登場
- 24巻