禍つ式
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太古より悪魔や魔人と呼ばれたものの総称。熱的崩壊に瀕する何処かの世界より、人間界を滅ぼし新たな地にせんとする混沌派(ケイオス)、人間界を高度な能力により完全統治せんとする秩序派(オルドネン)に大分しながらも互いを合理的に尊重し合いながら、奇跡的な確率で干渉してくる。 膨大な情報量を持つ高次元の生命体であり、三次元である人間の世界に顕現するには特定の物体をよりしろに、身体の情報を作り変えて降臨せねばならない。その性質から、彼ら自体が咒式であるのではという説も出され、彼らを禍々しい咒式、略して禍つ式と称するようになった。下級の禍つ式ですら異貌のものどもの中で上位の力を有する。
特性上、分類名は少なく、個体名も大禍つ式のみが持つ。
六〇〇番代の禍つ式は自分のことを「アルコーン」と呼称する。
主な個体
- 死の司祭
- サーベイ助祭を媒体に顕現し、ガユス・ギギナ・ラルゴンキン咒式事務所と交戦する。
- 疫鬼
- 禍つ式の世界の最下層に生息する、最悪の禍つ式。六道厄忌魂疫狂宴(アヴア・ドーン)により召喚される。