禍つ式

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まがつしきアルコーン

太古より悪魔や魔人と呼ばれたものの総称。熱的崩壊に瀕する何処かの世界より、人間界を滅ぼし新たな地にせんとする混沌派(ケイオス)、人間界を高度な能力により完全統治せんとする秩序派(オルドネン)、二派に属さない無派に大分しながらも互いを合理的に尊重し合いながら、奇跡的な確率で干渉してくる。
膨大な情報量を持つ高次元の生命体であり、三次元である人間の世界に顕現するには特定の物体をよりしろに、身体の情報を作り変えて降臨せねばならない。その性質から、彼ら自体が咒式であるのではという説も出され、彼らを禍々しい咒式、略して禍つ式と称するようになった。下級の禍つ式ですら異貌のものどもの中で上位の力を有する。

特性上、分類名は少なく、個体名も大禍つ式のみが持つ。

ヘモグロビンの赤い血ではなく、銅を含んだヘモシアニンの青い血が流れている。
倒すには全ての脳と心臓を破壊する必要がある。
数式であるため死という概念が存在せず、倒されても禍つ式の世界に帰るだけである。再び三次元世界に出現することも可能。


主な個体

  • 死の司祭
サーベイ助祭を媒体に顕現し、ガユスギギナラルゴンキン咒式事務所と交戦する。


  • 疫鬼
禍つ式の世界の最下層に生息する、最悪の禍つ式。六道厄忌魂疫狂宴(アヴア・ドーン)により召喚される。


  • 影人
ガーノゥが青衣隊を媒体に召喚した。