禍つ式
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まがつしき、アルコーン
太古より悪魔や魔人と呼ばれたものの総称。熱的崩壊に瀕する何処かの世界より、奇跡的な確率で干渉してくる。
膨大な情報量を持つ高次元の生命体であり、三次元である人間の世界に顕現するには特定の物体や生物を媒体に、身体の情報を作り変えて降臨せねばならない。その性質から、彼ら自体が咒式であるのではという説も出され、彼らを禍々しい咒式、略して禍つ式と称するようになった。下級の禍つ式ですら異貌のものどもの中で上位の力を有する。
特性上、分類名は少なく、個体名も大禍つ式のみが持つ。
ヘモグロビンの赤い血ではなく、銅を含んだヘモシアニンの青い血が流れている。
禍つ式は脳からの咒力によって体を作る為、倒すには全ての脳を破壊する必要がある。
数式であるため死という概念が存在せず、倒されても禍つ式の世界に帰るだけである。再び三次元世界に出現することも可能。
媒体となったものと召喚主の意思によって形態が決まる。
七十二派
禍つ式の派閥。禍つ式は各派閥の創造主である王が決めた規則に絶対的に従う為、他派閥との妥協や連帯が出来ず七十二派閥は誕生以来争いを続けている。 現在も活動中の主要十三派と生死不明の五十九派閥が存在する。
主な個体
- 死の司祭
- サーベイ助祭を媒体に顕現し、ガユス・ギギナ・ラルゴンキン咒式事務所と交戦する。
- 疫鬼
- 禍つ式の世界の最下層に生息する、最悪の禍つ式。六道厄忌魂疫狂宴(アヴア・ドーン)により召喚される。
- 影人
- ガーノゥが青衣隊を媒体に召喚した。