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〈異貌のものども〉の王
進化的な発生時期は鳥類と哺乳類の間らしい。

西方の竜はトカゲのような姿、東方の竜は蛇のような姿をしている。
作中に出てくるのは主にトカゲのほう。


種類と主な個体



  • 緑竜:塩素ガスを吐く。


  • 毒竜:緑色の鱗に長い体、短い手足と三角形の頭部を持つ。塩莫(シエル)を使う。
    • アブフェイクス:赤死狂熱病という伝染病を作り、ナバダッド連邦と3つの都市に蔓延させた。


  • 甲剣竜:鱗竜目巨竜科鈍竜属亜種。鈍重で知能は低いが、硬い鱗を持つ生体重戦車。


  • 飛竜:鱗竜目翔竜科飛竜属。蝙蝠にも似た翼と蛇のような頭部を持つ。人間の軍隊や長命竜に使役される場合が多い。格好よくないので害獣指定されている。


  • 多頭竜:飛竜と同じく害獣指定されている。基本的に知能が低い。本体に脳があり他の首は触手、再生能力に殆どの咒力を使用しているので、余裕が無い為とされる。だが一部の多頭竜は全ての首に知性を持ち、それぞれ咒式を展開するので、同年齢同格の竜より首の数だけ強くなる。


  • 剣殻竜


  • 尖角竜(せんかくりゅう):這竜目(属?)。全身を装甲に覆われていて、三十トーンの重量が時速八十キロメルトルで突進する。通常は十数メルトル。


  • 青竜:雷を吐き出す。


  • 雷竜:青い鱗。雷霆散它嵐牙(アガロス)を使う。


  • 氷竜



  • 熔竜(ようりゅう)


  • 東方の竜:蛇のような長い体をしている。
    • 悪竜ホン・ロン
    • 尖角姥蛇(イナーナ):ブーツォが使役する老婆の顔を持った大蛇で、東方における竜の亜種と思われる。


  • 光竜:天龍グ・ルケシュの上位眷属。金属の皮膚と翼を持つ、空に住む竜。空気抵抗を減らす為、流線型の体をしている。


  • 不明
    • ズオ・ルーウルムン共和国の伝承に登場する人食い竜。最後は灰となって空に消えた。実在不明。
    • ヴァジャーヤイムクアインの友。全長二十七・四四メルトル。暗赤色の鱗で飛行能力を持つ。
    • リムリーラフイムクアインの妻。もしかしたら火竜かもしれない。
    • ヒベリアス邪竜ヒベリアスガングドラムに討伐され、死体を刻まれた。石の息を吐く。


  • 軍用竜:人間の軍隊によって使役される竜。遠い昔に竜から奪う、または譲り受けた卵を孵化から育てたものの子孫らしい。穏和で従順なもの同士を交配させ、世代を重ねることで、かなり穏和かつ人間の命令に服従するように改良されている。火竜や氷竜、飛竜などの種類がある。