光条灼弩閃(レラージエ)

提供: LaboPedia
移動先: 案内検索

自由電子レーザーと同じ原理で光速にまで加速した自由電子を、強力な電磁場干渉で電子軌道を蛇行させ、共鳴的な相互作用によって位相をそろえた硬X線から近赤外線までの幅広い周波数のレーザーを高密度に収束させて放つ。

波長が一.三一五マイクロメルトルの赤外線レーザーを選択することで大気中での拡散による減衰率が小さく長距離狙撃に向いている。この周波数は大気の窓と呼ばれる最も減衰が小さい周波数領域であり、レーザーの威力が損なわれない周波数でもある。 しかし、この周波数は鏡などで反射されやすい周波数でもあり、ガユス三晶転咒珀鏡(サブナケ)で跳ね返されることになった。

ジャベイラは近距離用に硬X線レーザーを使用している。 硬X線レーザーは大気中での減衰率が著しく大きいため、わずか数十メートルでも威力が半減してしまうので長距離には不向きだが、面積あたりの熱量は赤外線よりも桁違いに大きく、鏡などで反射することが出来ない。

元ネタはソロモン72柱の悪魔のレラジェ。十二宮の射手座に属するらしい。

減衰率

発射から着弾までレーザーを通す媒体である大気による減衰率μの値を計算する。

  • 条件として以下のように仮定する。
    • 気温十五度
    • 一気圧
    • V:射程〇・七五三三四キロメルトル
    • λ:波長一・三一五マイクロメルトル
  • μ=一〇-三×三・九一÷V×(〇・五五/λ)×(〇・五八五×Vの〇・三三乗)
  • 減衰率は〇.〇〇一一五六六〇六%と求められる。

ほとんどゼロに近い減衰しかないことがわかります。

登場