是空大僧正 世界の敵の一人。踊る夜の一角。二百歳以上。おそらくヒナギ出身。 茶渋色の肌が張りついた骸骨の顔、緑の燐火のような瞳をしている。 衵に単、大帷子に表袴、大口袴を着て、襪を履き、金銀の九条袈裟を着け、高く立てた広襟に尖り帽子が頭部に乗る。左手に数珠。右手に錫杖を持ち、金箔で飾られた蓮華座に座る。僧衣の老人。 悟りの道を究める為、同門の修行僧と市民を虐殺した。踊る夜の中ではワーリャスフとの付き合いが一番長い。いつも冷蔵庫や金庫、配達箱や洗濯機など箱状の物に入っている。